てんぱのたわごと

ご覧の通り文章力がありませんがどうぞお付き合いください。主だって趣味のお話です。

muro式9「=」

10月8日(木)

muro式9「=」の名古屋二日目を観てきた。1年ぶりのムロ。前回の8もおもしろかったので今回もすぐ行くことを決めた!初めて行った熱田文化小劇場は座席数は少ないものの、天井が高く、ステージも広い会場。いい会場だった~。muro式9はというと緩急すごすぎて大変。緩急というか緩緩緩緩緩緩って感じで、ずーっと笑わされ続けて死にそうになっているところで突然泣かせにくるから…。観終わったあとはぐったり。色々書くけどポンコツな記憶力なので多少違うところ、覚えていないところがあっても目をつむって頂きたい(笑)1本目の科学者兄弟と「優(やさ)」。しょっぱなからムロが全開で(笑)なんだよくねくねさせてかわいいな!!!!カッサカサの声も途中から気にならなくなってたもの。それにしても優よくできてるな、あんなベイm…わたあめのような、メタ○ンみたいな見た目だけど。あそこに収まってたのお前だったんかい!右手はずっと出てるのよね。かわいくて私がプレゼントにもらいたいぐらいだった。オムニバス全部通して優自体が伏線のようなものなんだね。要所要所で出てくる優がすごく良かった。包まれたい。2本目の「=他人」は私ほんっとうにツボで。”困るムロ”っていうのがまず新鮮だった。”困るムロ”はかなり好きだった。「この空間が耐えられない」って演技がうますぎる。ああいうときってとにかくそこらへんにあるものいじりたくなるんだよね。意味なくポスターをペロっとめくってみたり、ランドリーの扉の淵をなぞってみたり。私がよーくやるからコレ。洗濯物引っ張ったり振り回したりしたい気持ちもよくわかる(笑)ただそこはムロだから非常にオーバーにやってくれちゃってたけどもね。私はもうムロが洗濯物いじいじしだしてから若葉くんが洗濯物散らかして「ホラーだよぉ」のあたりくらいまで息できないくらい笑った。藤村さんが『水曜どうでしょう』で洋ちゃんにマウントポジションとられて「糸ようじ、糸ようじ、糸ようじ」されたときの気持ちが痛いほどよく分かりました。だいぶ腹筋鍛えられた気がするあの数分間で。3本目(というか幕間?)の優の教育。傘が出てきた時点でちょっと予想してはいたけど、まさかのカンタにやられた(笑)最近トトロ見てないけど、サツキに「ん、ん!」って傘を手渡すカンタにシーン、すぐに脳内再生できたもの。そしてその後の傘持った優…(笑)ジブリネタ出されたら弱い。ムロと優のやり取りかわいかった。4本目の「=親友」は福田さん脚本。だいぶムロが脚色というかアドリブきかせまくってたみたいだけど(笑)終戦直前の親友同士のタカシ(ムロ)とショウゴ(若葉)のお話。うーんどこから書けばいいんだ…(笑)敵性語のタカシかな。敵性語を口にするたびに「あっ!敵性語言っちゃった!敵性語言っちゃった!聞かれた!?誰かに聞かれた!?」つって(パジャマの下をチラリズムさせながら)周りを確認しにいくタカシ。まぁここがひどかった(笑)ムロの自由時間その一。何回敵性語言うんだ!回数重ねるにつれてひどくなる露出。それを制するショウゴがね、「タカシィーーーーーー!!!!!」ってとにかく叫ぶんだけど、ラーメンズ脳の私はどうしてもそこで父さんがチラついてしまって。


ラーメンズ「タカシと父さん」非分割 - YouTube

そのうち「タカシィーーーーーー!!!!!一緒にハポンに帰ろーう!!!!!」とか言い出すんじゃないかと(言わない)。ムロの自由時間その二はエンマ様だね。カテコによるとあれのせいで上演時間が15分程伸びてるとか。だって長いもの!(笑)脚本ではたった2行なのに!ちっちゃいエンマ様って聞いた時点でそのエンマ様は完全にコエンマ様の姿でイメージしてしまっていたよ。コエンマ様はおしゃぶりしててもサ行言えるけど。このタカシの地獄トークは文字に起こすのは不可能なので割愛するけど、あのテンポでしゃべり続けるムロすごいと思った。まさに神奈川の大泉洋(LIFEより)(笑)あと若葉くんには同情するぜ。笑わない鬼に向かってネタ?をやるのはおっそろしいよ…。動きはキレがあったけど。これだけ無茶苦茶に笑わせて急に泣かせモードに入るから感情がついてけない。タカシは戦争で(特攻隊で飛んだけどビビって何もぶつからずにただ海に落ちて他の機体に助けてもらおうと試みるも気づいてもらえるはずもなくそんなこんなでクジラに食われクジラの快適な体内で飲み込まれてくる魚を食べながら生き長らえるも落ちてくる胃液と遊んでいたら胃液に当たって)既に死んでしまっていて、ショウゴが終戦の日に飛ぶことが分かったのでそれを止めに来たと。地獄の話をしたり、(一方的な)枕投げをしたのはショウゴを疲れさせて次の日寝坊させるためだった。その代わりに自分が飛行機に乗ってショウゴは未来を生きろと。ここの二人の会話が泣けてなぁ。来世で会おう、来世で会ったときに見つけられる自信がないからホクロつけて生まれ変わってくれよ。ここが冒頭のホクロに繋がってくるのだなぁ。「あ、ホクロ。やっと会えたね。」。謎の0場(開演前に二人が舞台を横切っていた)も結末を知ってからだとすごく意味を持つ。こんなに全部がうまーく繋がっているとは鳥肌だった。「会えたね。」ってハグする二人に号泣した。もうなんなんだ最後泣かせてー。ずるいわ。しかし泣かせにきたけどあのカテコだから(笑)余韻なんてないのだ。ムロ、声枯れて大変なんだからそんな喋ることないのにトローチ舐めてまで喋ってくれて…。恒例のおさらいもあったし。1からおさらいする舞台なんてあるか普通(笑)muro式はどうやらいつも名古屋公演だけ売れるのが遅いそうで。「遅くても最終的に売り切れればいいんで!ただ名古屋は遅い、ってことだけぇ」ってよくするウザ顔で訴えてたけど(笑)長い長いカテコでございました。今回のmuro式9は私の中では8を越えた。8も死ぬほど笑ったけどね。9は困るムロがポイント高くて。最後の「=親友」は本当に緩急がすごくて、前半と後半同じ人が演じてるとは思えないほどの変わりよう。素晴らしかった…。これはDVD買う、です。もう一度生で観たかったなぁ。来年のmuro式10、20年目のムロ、楽しみにしてます。