てんぱのたわごと

ご覧の通り文章力がありませんがどうぞお付き合いください。主だって趣味のお話です。

書いているうちにただの花江夏樹chのダイマになってしまった

(いつ書いたのか、下書きにあったので供養します。)

 

 

 

おひさしぶりすぎてこのブログの存在をちょっと忘れていた。文才がないとひとつ文章を書くだけでもかなりの労力を使うので、元気があるときでないと書けないんだな。仕事の後は眠くて何にもできないんだ。そんな中自炊も割と頑張ってたし。ということにしとこう名案。

昨年3月頃からコロナ自粛モードが広がり、趣味に生きる人たちにとってはかなりストレスの溜まる毎日でしょう。もう1年もこの状態だもの。私自身、日々家と職場の往復ばかりで鬱々としている。…と思いきや、案外この状況を楽しんじゃってるかもしれない(仕事は嫌い)。

 

1.生配信

ちょっとこれめっちゃ便利じゃない?そりゃ現場に行くに越したことはないけど、家でイベント見られちゃうってさ・・・。本来現場行かなきゃ見られないようなイベントも配信してくれるし、ちょっと興味あるかもってレベルのやつも気軽に参加できてしまう。地方民はチケ代より遠征費かかりがちだしね。通常モードに戻ったとしても、配信の文化は残ってほしいなぁ。

まぁでもやっぱり現場は行きたいね。キャストに生の反応をお届けしたい。拍手をいっぱい送りたい。舞台観た後にご飯食べながらお酒飲みながら感想語り合いたい。地方のチケとって遠征したい。毎年行ってた北海道も福岡も行けなくて悲しいよ!!!現場に足を運びつつ、配信でつまみぐいしたいわがまま。

 

 

2.YouTube

自粛期間一番助けられたのは間違いなくこれ。花江夏樹チャンネル。今までYoutubeって興味のあるコンテンツの動画が上がったときくらいしか開かなかったんだけど、花江くんの実況動画にハマってからは、彼の動画に限らずものすごく見るようになった。花江くんへの入口がYoutubeっていいのか悪いのか(笑)CCさくらとか東京喰種、鬼滅も見てたから前から知ってはいたよ。沼への入口がいつもちょっとななめなんだ。洋ちゃんもお芝居より先に歌で好きになったしねー。相葉くんは黄色い涙やってた頃に髪型がモンチッチみt

 

脱線したわ。

 

最初に見た花江くんの動画がコレ。

youtu.be

・・・えっご本人様が実況してくれるの????????っていう衝撃で思わずクリックしてしまったのが沼。夢すぎない???ボイス入ってないのにボイスついてるんだよ(?)この状況だけでだいぶ豪華なのに、実況としても面白いし、作品への愛がデカくてほっこりする。

緊急事態宣言で一番外に出づらくなっていた頃、花江くんは動画を毎日更新していて、「この人いつ寝てるの・・・」と思いながらありがたく見てた。毎日それを楽しみに仕事してお家帰ってたよ。今は月水金と言いながらもその曜日以外にも動画上げてくれたりしてる。動画上げるだけじゃなくて、毎週金曜日に小野賢章さんと生配信でゲーム実況してくれるしな!本当助かる・・・。

私が好きな動画を一部ピックアップしておこっと。(雑な紹介文とともに)

 

家にただ帰るだけ

俺の名前はUNO賢章

浪川さんがビビリ散らかしているやつ

あつ森でカオス釣り大会

この人達の宇宙人狼好きすぎてもはや作業用BGM

 

 

 

そうだ、自粛モードになって助かってること。めんどくさい飲み会が減ったこと。もう一生自粛してほしい。

おうちで1人でYouTube見て.......引きこもりが加速する(笑)

ライブハウスに慣れてない奴が綾野ましろをダイマする

 注:つい1年ほど前に書いたテキストを下書きに入れたまま放置しており、中途半端で終わってますがせっかくなので投稿しますさーせん。

 

 

 

ましろんをフワッと知ってる人向け

 

8月25日、綾野ましろさんの名古屋ライブにお邪魔しました。CUE DREAM JAM-BOREE 2018の終演後にましろん本人からチケット手売りしてもらって。お人形さんかな...バーチャルかな...ってくらいかわいかったです。ライブハウスなんてほとんど縁がなく、行ったことがあるのは彼女とオッティ・オットマンだけ。元々もみくちゃにされる人混みが苦手。そんなわけでライブハウスというものに慣れていないわけです。

実はましろんのライブに行くのは今回で2回目。一年前の夏のライブにも行ったのですが、もみくちゃにされそうな中に入っていけず、最後列で参加していました。ほとんど姿が見えないので横で公式ネット配信してるTJくんのPCの画面をちょいちょい見てました(笑)ほとんど見られなくて残念...だったのがなんと今回!!!名古屋でも念願の!!!女性エリア爆誕!!!

下手側前方だよすごい...。正直、後に入っといて先にいる人かき分けてそこに行くのすっごく申し訳なかったですが...(笑)柵に囲われてて、自分のペースでゆったり楽しめました。

ましろんお歌超絶上手いし、なによりかわいい!!!かわいい!!!とっても癒されます。知らない曲があったってあの歌唱力なら全然聴いていられる。最初ノリ方よく分からなかったけど中盤からガンガン拳突き上げてたもの(笑)天然発言でたまに「???」ってなるMCもいい味。女子的にはバンドさんもかっこいいのでオススメです。

 

 

CDJ2018を観た子猫がひたすら大泉洋の感想を述べただけのテキスト

f:id:anryurika:20180803003401j:image

 

CUE DREAM JAM-BOREE 2018

もう2016から2年経ったのか...待ち遠しかったが、あっという間すぎて怖くなった。

 

……前置きぶっとばして大泉洋の話をしてもいいだろうか。

 

とにかく大泉洋の歌声に酔いしれる場面が多かったのは子猫筆頭の音尾琢真の所業。歌声で沼落ちした私にはとんでもないご褒美だった...。何より彼にミュージカルをさせるという全子猫の夢を実現してしまったのだから大変(子供の事情でも少しやったが)。まず、頭の登場から声の伸びが凄まじい。一瞬にして見せつけられるスター感。そして衣装。ワイドパンツの裾から見える絶対領域。足首。うおおおおおい!!!!衣装さんいつもありがとな!!!!!!分かってる!!!!!衣装さんの仕事ぶりに菓子折持ってダッシュしたい衝動に駆られる...。でも洋ちゃんもスタイルいいから何着ても絵になる...。

 

毎度おなじみOPトークでのぼやき。

そうそう、これがなきゃ始まった気がしませんよね。

洋「また君たちはこの変な集会に...」

 

私「うるせえ!(嬉)」

 

 

そしてそして、今回の特記事項。

 

オイズーミ卿

 

何だ..まずトロッコで登場するのが衝撃だったよね。

今回ばかりは"リキーオと魔法の杖"だし、「ていぃぃやああああああ!!!」っ言いながらリキーオが入場してくるものばかりだと思っていたから...完全に気を抜いてた...。「俺の名前を言ってみろ!!!!」と煽りながら入場してくるオイズーミ卿と\オイズーミ!!!/\オイズーミ!!!/と拳を突き上げる私たち。うわーなにこれ教祖さまなの絶対神なの好き。最高な盛り上がりの中センステに降り立ち、仁王立ちで歌い始める。下斜め45度くらいの彼の周りをぐるぐる回るカメラワーク。このコンボ最強すぎない????その後華麗にマントを翻して花道闊歩していくしもうついていけない涙で前が見えない。登場から数分間で好きが詰まりすぎてるIT'S SHOWTIME……。かっこいい死ぬと思ってたら古典ボケしててかわいいしさあ!なんなのほんと!!!!!

 

あのかっこいい登場の後に、ヤスーダSHOWTIMEが始まるわけだけど(笑)土曜の夜は見境なく人に迫っていくヤスーダを必死に抑えるオイズーミ卿。「おおなんだこれは介護か」 とボヤきながら付きっきり。最終日はオイズーミ卿に激しくキスを迫るヤスーダ。中々の長さわっちゃわちゃしてたな...?ゴルゴありがとうゴルゴ。暴走する安田さんを見て苦笑いする洋ちゃんだいすきなの。1に調教される2の図も尊かったぞ。

 

そんなお遊びタイムの後にくるリキーオ一族VSオイズーミ一族の対決構図。震えた。あーいうの熱くなっちゃうタイプだから(笑)あの顔めっちゃ好きなんだよなー!あの顔!ちょっと目を細めて睨んでるけどどこか余裕もあるあの顔!(語彙力よ)CUEトップレベルの歌唱力を誇る4と5、そしてましろんの掛け合いが良すぎて聴き惚れたな。ミュージカルもっとやろうよ...見たいよ...洋ちゃんのど弱いの知ってるけどさ...。

 

魔法使いスズーイが現れて、魔法使って、ああ魔界の穴が空いちゃった、塞がなきゃ、この杖に歌の力を集めるんだ、と突然素っ頓狂に始まった新曲しばりの歌合戦。「ああ、歌のコーナーね。回りくどい!」と言いながらはけていくオイズーミ卿。この唐突な感じ好きだよ(笑)

 

疾れ!で颯爽と登場した軽装のオイズーミ卿?というか王子?スッキリとした王子ジャケットに長い足が更に長く見えちゃうストライプ入りのパンツ。前から2列目で見ていた私、「(足なっが...足なっが...足なっが...)」ってずっとちっちゃい声でつぶやいてた気がする。やべーんすよまじで。すぐ目の前の事実が信じられなくて。そんで言わずもがな歌もうまいでしょう……(死)でも走る振り付けはなんか足の動きがかわいくてクスっとしちゃった。

 

魔法騎士団TEAM★NACS(とは)の今年のカラーは黄色。推しの色!ヨウの衣装は麺がついててジャニーズイズムを感じた。そうそうアイドルって麺なの。膝下ブーツもよい。キタミチの5パラもジャニーズ感。あれ、5人がちょうどいいの。振り付けのピースもかわいくてまじでアイドル。ヨウ盛大に立ち位置間違えてぴょんぴょん跳ねてたし(吐血)おなじみナックスハリケーン、例の部分は「気がつきゃ全員パパじゃなーい!!!!」...萌えた...すんげー叫んだ...パパ頑張って踊ってるで...君の心をナックナックナックス...

 

無事歌合戦を終えて両家和解の時。ええ声のリキーオの曽祖父とめっちゃチャラそうなオイズーミ卿の曽祖父。リキーオとオイズーミが花道を歩く。くっそ笑顔で「(さぁ皆さん立って...)」って手で煽ってて笑った。急展開だったけど全員で歌ってフィナーレすると謎に感動しますね。イイハナシダナーって。というかオイズーミ卿、センステでのパフォーマンスがわりかし多めで後姿見がちだったなぁ。

 

最後はいつものCUEソングスメドレー。

今回選曲が新鮮!しばらく聴いてなかったこんな曲、珍しいなってあんな曲ばかりだったなぁ。ジャンボリーマーチ楽しかったしやっちゃうよ久々すぎて。真池龍とか星柄ジャケットのピンクインナーなかわいいお姿で歌うなんて思わないもの。タカユキも久しいね変わらないね(笑)常連のFAN TANもハナもやっぱり好きで。

 

「君たちがいなければ俺たちは終わるぞ!!!」という重たい愛くるしい(?)挨拶を終えて鈴井さんよりサプライズ。画面にパッと映ったのは(で、出た〜〜〜〜〜D陣〜〜〜〜〜ちょっと予想してた〜〜〜〜〜!!!)すっかり日に焼けて(笑)そして2人が現れた瞬間にどうでしょうの洋ちゃんになるのよね顔が。そしてどこか嬉しそう。髪が短いのもあって初期の頃みたい。45歳が20代大学生に見えるのすごいな(笑)「大泉くん、そろそろ旅に出ようか」。いやージャンボリーだけでこの瞬間堪能しちゃっていいの?ニコ生はきたえーるの状況かろうじて分かる程度だったし。

洋「パスポートビリビリに破いてやろうかな」

藤「大泉くんねぇ、パスポート持ってなくてもねぇ、俺たちは今やもう密航するよ?」

崩れ落ちる洋ちゃん(笑)

いやーさすがだわー

スターもどうでしょう班にかかれば永遠の若手。

 

ハッスルマッスルブギ。安田さんの娘ちゃん報告と後ろのピント合ってないとこでひっくり返って笑う洋ちゃんをいつも楽しみにしています。爆笑かわいいよね...あの人脇をきゅっとしめる仕草よくやるよね...かわいい...

はける時は待ってました投げキッス。めっちゃハートいっぱい飛んできてる私には見えてる。

 

 

2年に1度バカ騒ぎ。推しにバカ騒ぎ。

供給過多です。なんとか、なんとかミュージカル部分の音源化を……と思ったけれどどうやら現状ないようですな。今1番何が聴きたいってオイズーミ卿の登場曲なのに。がんばって脳内再生するわ...。

 

今回後輩に「ライビュ行ってみたら?」って見に行ってもらったんだけど楽しんで貰えたみたい!時々置いてきぼりにされてたらしいけど(笑)D陣なんてのは知らんから「何だろうあのおじさんたちは」って思ったかな(笑)

 

とりあえずよくわかんなくても楽しいから行ってほしいってのがジャンボリーです(?)

 

 

つらつらと思ったことを垂れ流しにしてしまった。

ご清聴ありがとうございました(笑)

 

PARAMUSHIR

 

”PARAMUSHIR”

6年ぶりにRのついた森崎博之演出の本公演は戦争モノだった。WARが大好きな私は観る前から勝手に期待値を爆上げしていた。叫びがちで激しい、男らしいNACSが見たかったんだ...!物語は終戦後に実際にあった出来事で、少し知識を入れていこうか迷ったが、複数回観られるということもあって、最初の1回はまっさらな状態で観ることにした(1回きりだったら確実に知識詰め込んでた)。最初に観たのは大阪公演。前方のかなり近い席で観ることができた。そして全てを観終わった私はというと、引くほどの大号泣(笑)舞台で嗚咽しながら泣いたのは初めてかもしれない…。内容はあとで触れるけど、「ごめんなさい」という気持ちが凄かった。この歴史を知らなくてごめんなさいって。感動と悲しみとは別に、無知だったことへの申し訳なさを感じていたのは私以外にもたくさんいるはず。舞台としてこの歴史を拡散する意味は確実にあった。授業でも習わないし、テレビでもあまり取れ上げられない、知らない人の方が多いのはたしか。ファンだけが知っててもな…と思ったので、ライビュは職場から2人連れていくことにした。どんな感想が出てくるのかな、とドキドキしつつ4/1を迎えたいと思う。カテコはというと、相変わらず余韻クラッシャーなNACSなので、涙引かないまんま大笑いするハメに…顔ぐっちゃぐちゃだわどうしてくれる。どんな舞台でも彼らは笑顔で帰してくれるね(笑)

 

えーここからはそこらへんにある陳腐な感想です。

ぶつぎり。

 

 

水島と桜庭

各公演で私を悶絶させてきたこの二人。一回観ただけでは分かりづらい関係性で、回を重ねるごとに発見があって楽しかった。二人は境遇が似ているが、水島が危惧していた未来を実際に迎えてしまっているのが桜庭という人だ。桜庭は東京大空襲で妻と二人の子供を亡くし、水島は函館に住む妻と子供が空襲の被害に晒されている。二人は出会ってから衝突が多かったが、実は一番心を通わせていたと思っていて。事あるごとに桜庭の感情を動かしてきたのは水島。

 

(セリフは要約)

水島「じゃあお前はどんな戦場を見てきたというんだ!」

桜庭「ガダルカナルだ。あれを本当の地獄というんだ。」

 

ここで初めて自分の話をする桜庭。おっ?

 

水島「もう戦いたくない。泣き叫ぶ娘の姿が目に浮かぶ。帰ってやれ、お前にも家族はいるだろう?」

桜庭「ガダルカナルから戻ると知らせが来た。3/10の東京大空襲で妻と二人の子供が亡くなったということだった。」

 

何事も不幸が水島の先を行く桜庭…。涙が出るのは本当の不幸ではない、と励ます桜庭…。そのときの水島には「お前より俺の方がよっぽど辛い目に合っている」って意味で聞こえてしまっているけれど。いろんな経験しすぎて感情の出し方が下手くそになってしまったんだね。本当の桜庭は優しい。

 

水島「これが最期の会話になるかもしれん。(自分の生い立ちを)話せよ。出身は?」

桜庭「夕張だ。炭鉱夫で終わるのが嫌で東京に出た。浅草で映写技師をやっていた。」

 

桜庭が思い出話を!ここからどんどん桜庭の人間らしいところが見えてきて、表情も柔らかくなっていく。ありがとう水島。心を開いたのは4人だけれど、きっかけを作ったのは水島だね。水島からのボールをキャッチしないお茶目な桜庭。雨降って地固まった二人…お互いのことわかってるけど近づきすぎたりしない感じがとってもゴルゴ。

 

最期の戦闘。チハの上の桜庭が撃たれた瞬間に「桜庭ーーーー!!!!!」と叫び、その隙を突かれて自分も撃たれてしまう水島。あんた…なかなか離れたところにいたのに見逃さなかったん…?今までほとんど無傷だった水島が撃たれた原因が桜庭という尊み。そして極めつけがモダンタイムス。ストーリー的には桜庭田中の名シーンだけれど、最後のいっちばん苦しいときに桜庭が「(辛い時こそ笑うんだ)」と隣の水島にスマイルするんだ…。そして苦しい顔していた水島がフッと笑顔になる。

水島「お前が泣くところ見てみたかったよ。」

桜庭「だったら生き延びろ。」

からのラストの

水島「桜庭、泣けたじゃないか。」

のコンボで私無事死亡。

自らでっかい死亡フラグ立て続けたせいで水島死んじゃってますけどね!!!もうやめて!って思うほどには...。あれ、後半なんか二人の話だっけ???って錯覚するくらいには桜庭水島で世界作っちゃってたよ私。最後霧が晴れて4人が降りてきてね、境界線の向こう側で微笑んどるわけですよ。あのあと、一人ぼっちになった桜庭に手を差し伸べたのが水島であってほしいな。ガダルカナルで地獄見て、家族失って、仲間も失って、シベリア抑留されて、やっと戻ってこれたけどひとりぼっちで、占守島の戦いがなかったことになっている世界で生きてた桜庭さんを連れてってあげて…。4人を目の前で失った桜庭の絶望感は計り知れないよ。

 

 

私は田中小宮矢野水島の順で最期を想像した。私の中の田中は、触れたら消えてしまいそう...なくらい最後弱ってる(笑)そして、子ゴルゴ脳で申し訳ないけど、やはり水島がラストかな。倒れてもう動けないんだけど桜庭の姿見て弱々しくスマイル浮かべる水島、とそれを見ることしかできない桜庭、という悲しくもドラマ的な都合のいいシーンを作り上げました勝手に(笑)生きてるときは戦争が邪魔して存分に打ち解けられなかったけど、天国では仲良くしていてほしい(これはラストシーンで桜庭が昇天したパターン)。

戦死して占守島に取り残された4人(他多数の兵士)を故郷に帰す役目も担っているし、水島と田中の家族と話さなければならないので、昇天してないラストの方がしっくりくるけど。

 

 

田中くんという人

ことごとく私の目を奪っていった田中…。あれは私がすごく好きなシゲ。かわいいシゲ。純粋無垢で儚い役やらせたら天下一だよ彼。なんで戦争してるかもわからずに兵隊に入って、飯が食えるって喜んでたんだよ…そんで最前線の竹田浜で襲撃に遭って怖い思いする。辛いけどハーモニカ吹きながら、前向きに生きてる田中が眩しい。最後にチハに5人でもたれかかっているシーンの田中がとても儚くて美しい。目を軽く閉じてあまり動かない。弱っていて今にも事切れそう。(回重ねるごとにそのシーンの田中がちょっとずつ元気になっていた気がしないでもないけど)なんでこんな純粋無垢な子が死ななければならないんだ!!!! 田中といえば、水島と田中も子供に会いたいパパ同士で結束してたな…。最後の戦闘で足を撃たれた田中を手当する水島のスピード感たるやあっぱれ。ナイチンゲール...。あと、田中といえばアンラッキースケベの件ですね(わかる人だけでいいです)。私はあえてアンラッキースケベですがね。

 

作中でチームだったり5人って言葉が象徴的に出てくるから、否応なしにNACSと重ねてしまう。生まれ変わりだったら…なんて話を周りとしていたけれど、そうだとしたら仲良くやってるな、よかったね…ってより彼らが尊くなる。

 

 

もっと書きたいことはあるけど疲れちゃったのでこの辺でやめますごめんなさい←

 

 

 

PARAMUSHIRの考察と歴史をまとめたものがありまして…複数人で編集してます。私が書いた部分なんてほんの一部でやくさんの功績がでかいです。素晴らしいです。おさらいとお勉強になります。

 PARAMUSHIRにおける年表 - Google ドキュメント

 

 

 4.3

お誕生日おめでとうございます。

 

 

NACSXX福岡レポ、とか

 

忙しさにかまけて全く更新していませんでした。誰も待っていないでしょうけど(笑)

苦労人を観たその後はというと、

7月 CUE DREAM JAM-BOREE 2016

8月 カジャラ

9月 カジャラ/辻素

10月 夜がわたしを待っている

11月 TEAM NACS XX/遠野物語/サバイバーズ/NACS CHRONICLE

 

バカみたいに遠征して、リピートもしてます…

ジャンボリーについて書けばよかったなぁ…今更感すごいもんもうすぐDVD出ちゃうもん。毎度毎度ロスがひどくてね(しかも長期)、帰ってきた次の日の仕事は散々でしたよ…。そんなことは置いといて。いやはや大泉総合プロデューサーあっぱれでしたな!ジャンボリー!私たちをわかってらっしゃるというか、洋ちゃんが見たいものと私たちが見たいものが一致してるのね。これでもかってくらいツボついてくる演出でした。

 

まだ記憶に新しいTEAM NACS XX。福岡公演を観ました!ただ屋台に行きたくて福岡にしました!(笑)ライビュ意外だと唯一1回の参加だったのですが、福岡公演は私が来るべくして来た回でした…。大泉回!シェフ大泉!フリーダム洋ちゃん!ありがとう洋ちゃん!ここに来て初の大泉プロデュース回だったそうな福岡。持ち時間20分しかないのに登場だけで5分使うシェフ大泉まじスター…。登場後もメンバーにうざ絡み(すっごい楽しそう)して5分。「こちらは試食のプロのみなさんですから!」「安田はお前のせいでエビ食えなくなったんだぞー」「お前20分でできんの!?ほんとに!」などとわちゃわちゃしてここまで一切料理してません。「時間なくなるぞ!早くやれよ!」とメンバーからハッパかけられ「最近安田さんは何をしてるんですか〜?」「あの…(安)」「そうですかわかりました〜」みたいな雑トークしながら、酸辣湯麺を作るシェフ大泉。酸辣湯麺…会場中が作る前から不安でした。ネギでダシとり始めたあたりからもう。「僕はね、切るのが好きなの。」って言うだけあって包丁さばきはすごかったです、が、そこまででした(笑)ネギだけ入った鍋がグッツグツ沸騰しちゃてる中、何故か具材をフランベするシェフ大泉。「酸辣湯麺だろ…」「フランベいらねーだろ」とテンション激低いメンバー(笑)でもシェフは楽しそう(かわいい)案の定時間なくなっちゃって茹でたか分からない麺に酢のみで味付けしたスープをかけフィニッシュ。シェフ大泉の料理、見た目はいつも美味しそう。そういえばメンバーに配る時特に何も言ってなかったけれど、一番綺麗にできたのを音尾くんに、一番汚いのはシゲにあげてました(お椀に麺入れ損ねて机に落ちたやつ←)。試食のプロのみなさんの試食タイム。お酢の力で麺がすすれない一同(笑)一生懸命食べようと頑張る末っ子と、すすった拍子にタケノコが鼻にセットされて苦しむシゲと、早々に諦めるわんつー。その姿をステージにひっくり返って爆笑するシェフ……かわいい……こいつのせいなのに……(笑)ほんと憎めないよこんにゃろ。

 

週刊大泉は大学時代から今までのいちゃいちゃしてる映像がただただ流された「NACS BL疑惑」、恒例の「音尾センパイファイトー」など。大賞は福岡公演前乗りした昨晩の戸次重幸(笑)カラオケで絢香の三日月を、5回熱唱(うっとおしい!byメンバー)するシゲを激写する洋ちゃん。コマ送りで見せてくれました。「完全に酔っ払った戸次さんです」「あーノってきましたね!」「ほら見てくださいこのマイク!」などと解説付きで子FAN TAN爆発の数分でした。シゲでいっぱいな洋ちゃんのカメラロール…。戸「こいつ普段絶対来ないのに昨日は珍しく来たの!え!こういうことか!」洋「僕はスクープのためならどんなことでもしますから」

 

最後の挨拶では下ネタを言い続ける顕ちゃんに全部つっこむ洋ちゃん。どっちもめげないからなかなかの長期戦に(笑)ゴルゴ漫才の時間が尊かったですすごく。そしてその間に挟まれてにこにこしてるシゲがかわいくて。ありがとう73年組

 

レポ、もっと上手く書けたらいいのにな。やっぱり文章はにがてだ( ˙-˙ )

 

 

猫のホテル「苦労人」

すみだパークスタジオ倉で観てきました。なんとここ、NACSがよく稽古場として利用してるところにあるのです。なんという巡り合わせ!
f:id:anryurika:20160710002043j:image
いつも時間内でアンケートを書ききれないので大体ここで吐き出します(笑)

猫のホテル「苦労人」、観終わった後はほどよい疲労感と高揚感でした。おっさんたちの攻めたお芝居…良いものを観たと心から言えます!しかし前情報をほとんど入れずに挑んだから大変。冒頭で度肝を抜かれました。静かに語りで始まったかと思ったら音楽の入りとともに突然男たちが「ウオアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!」と叫びながら服を脱ぎ始めて。全員ふんどし1丁になり荒ぶる姿を最前列で見ていた私。このびっくりはなかなか味わえない(笑)室町時代から平成までの流れを描いた物語でしたが、江戸時代まで、つまり半分以上ふんどし1丁のお芝居だったということ。怖いものでずっと見てると慣れるんですよ人は(笑)
時代ごとに主人公の子孫が変わるのですが、それぞれの性格やテンションの違いも見どころだったなぁと思います。さっきまであんなに面白ハイテンションな役だったのに次の場に移ると静かな役。中でも江戸→明治が1番グッときました。役者さんのいろんなお芝居が見られてなんというお得感だと!
私が息できなくなるまで笑ったのは江戸のしんぺーさん。コミカルに動く死体が面白すぎて。また村上さんの操り具合もいいんですよ(笑)しんぺーさん冒頭から皆につねられたりするからこちらにも分かるくらいアザがくっきりできてて。痛々しいけどそのシーンすごく笑いましたすいません(笑)

さて、そろそろ久ヶ沢アニキのお話をば。ここからはただのファンの荒ぶりです。
もうほんとにね!毎回言ってるけど若いのあの方!顔だけじゃなくて脱いだら身体も若いの!肉体美!びっくりするわ!年齢知ってるけど「あれ、いくつだっけ…」ってなるの。今回は青年や政治家秘書、エセ江戸っ子(?)など色んな役をやるのだけれど、年相応の役より若い役の方がしっくりくるなぁと思ってしまう。おかしいなこれは(笑)アドリブでお遊び入れるときは目キラキラさせてるしねぇ…自分で楽しくて笑っちゃうところもかわいいんだけれど。さっきも話した江戸→明治の流れ。男気あふれるお芝居から急に落ち着いたお芝居になって、兄嫁を愛する青年の役をやるんです。表情も変えずに真っ直ぐな目をして。短時間でこの振り幅はときめきますよ(笑)
無邪気なアニキ、男らしいアニキ、かわいいアニキ、憔悴するアニキ、まじ笑いするアニキ、静かなアニキ、冷徹なアニキ、そして皆大好きおバカですっとぼけなアニキ。アニキの魅力フルコースで胸がいっぱいです。やっぱおバカアニキってどうしてもKK臭がするのよね(笑)
自らアドリブ振っといておっかしくて笑っちゃうのとか大好き。とにかく自由。カーテンコールではずっとにやにや。告知すること一生懸命考えてたんですよね?多分。絞って絞って出てきたのはKKTV8(再)っていう(笑)しかもふんわりした告知でね。とっても癒されました、と。

毎度のことながらアンケート書くのが遅いので残っちゃってたらアニキが楽屋から出てきてね!!!ほんっとにフレンドリーな人。サインのときいつも名前で書いてくれるし、ちゃんと○○ちゃんって呼んでくれる…。ヴヴ…(言葉にならない)
f:id:anryurika:20160710001133j:image
KKTV8のあのぐるぐるサインも書いてもらいました。「あれ、賢太郎が書いたんだよね〜」って言ってたけど(笑)

あと別れ際は絶対握手。分厚くてあったかい手でした。

イントレランスの祭

鴻上さんの舞台、前回は仁さん目当てでベター・ハーフを観て、今回は久ヶ沢さん目当てでイントレランスの祭観ました。思いがけず風間ぽんのファンみたいになってるけど(笑)彼両方出てるからね。
この舞台に久ヶ沢さんが出ると知って、あらすじを見たときに「宇宙人が地球上に…」みたいなこと書いてあったから「いやぁーアニキ宇宙人の親玉かなんかじゃねえの?」と安易な考え巡らせてました(筆者は初演を観ていません)。ただ、実際人間の役ではあったけど二次元感満載。舞台の内容はというとそんな「宇宙人地球侵略!」みたいなアドベンチャーなものではなく、地球上に移住する宇宙人と地球人の日常と抗争。ベター・ハーフもそうだったけど、鴻上さんの舞台はコメディ感強くて演出も華やかなだけではなく、すごく日頃の自分はどうなのか考えさせられる舞台。今回で言うと普段自分はどれだけ不寛容なのか、ということ。見た目に固執せず個として相手を見る宇宙人と見た目の変化が大きな事件な地球人。その様子が顕著なシーンになると観客の反応が2つに分かれました。メタモルフォーゼ云々で醜い姿になってしまったほたるに健吾が「(前の姿に戻れるのか)俺にとっては大問題だ!」と言ったり、その姿のときだけ態度が変わったりします。健吾もほたるはほたるだ、ということも頭では分かっているのですが動揺が隠せないのです。そのシーンは割とコミカルな演出なので最初は笑っていた観客も事情が明らかになるにつれ、笑う人笑わない人がはっきり分かれてきました。私は後者。なんでそうなるんだ…と思っても普段自分は似たようなことやってるのではないか、客観的に見ると人間ってこんなに薄情な生き物だったのかしら…などとちょっとショックだったり。分かっていてもできていない事実に気付かされたというか…。例えが合ってるかは分からないけど、お年寄りには優しくしましょう!助けましょう!でも介護は話が別…こういうことかなと。うーん微妙に違う気もするけど…(笑)この舞台で問題提起されたものが日常すぎて心にズンときました。

久ヶ沢さんは地球から宇宙人を排除しようとする「ジャパレンジャー」の清水隊長という役でした。敵役だけどにくめない!かわいい!なんだこのおっさんは!仕事中は「宇宙人を排除しろー!」と過激なこと言ってるのにオフときは恋する乙女。あ、恋する乙女は仕事中もでしたか。隊長の心の声シーンは特に久ヶ沢ワールド…。心の声に合わせてコミカルに動く久ヶ沢さんがほんっとにおかしくて(笑)こけます。白目むきます。水吹きます。誘惑されます。清水隊長は一体何歳の役なのだろう…10歳以上年下だと思ってますけど私は…。思春期か!ってつっこみたくなったもの。少年の心を持ったおじさんはかわいいですよ(真顔)とにかくにやにやしてしまって永久保存したいアニキでした!!!!!!!!!!!!ありかとうアニキ!!!!!!!円盤化待ってます!!!!!!!